テキストエディタとしてはサクラエディタが良く使われると思います。
しかし、サクラエディタで重いファイルを開こうとして時間がかかってしまった、ということもあると思います。
そこで役立つのが、EmEditorです。
EmEditorは、サクラエディタとほぼ同時期(2000年頃)に生まれたWindows用のテキストエディタです。
サクラエディタと比較すると、巨大ファイルを開く時の速さに定評があります。
EmEditorはこちらからダウンロードできます。
有料版もありますが、今回の用途であれば無料版の「EmEditor Free」で十分です。
https://jp.emeditor.com/#download
参考までに、実際にどれほどの差があるのかを計測しましたので、計測結果を公開します。
先に結論を書くと、今回の計測では、EmEditorの方が40倍以上ファイルを早く開けるという結果になりました。
【動作環境】
- OS:Windows8.1 64bit
- CPU:Inter(R) Core(TM) i5-4210U CPU @ 1.70GHz 2.40GHz
- メモリ:8.00GB
- ディスク:SSD 128GB
- EmEditorのバージョン:Version 21.6.1
- サクラエディタのバージョン:Ver. 2.2.0.1
【開閉対象のファイル】
・約170MB(179,148,566バイト)
【計測結果】
・EmEditor(Free版)
1 2 3 4 |
1回目:0.52秒 2回目:1.13秒 3回目:0.53秒 平均 :0.73秒 |
・サクラエディタ
1 2 3 4 |
1回目:30.56秒 2回目:31.93秒 3回目:31.72秒 平均 :31.40秒 |
いかがでしたでしょうか。
今回はちょっとした作業テクニックの紹介でした。
ファイル編集に関しては、サクラエディタ以外のテキストエディタはあまり使われないと思いますが、今回紹介した通り、他のテキストエディタを併用すると作業を効率化できる場合があります。
このようなちょっとした小ネタも今後取り上げていきたいと思います!
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