アイデアを引き出すのに使えるマクドナルド理論とは

「マクドナルド理論」と呼ばれる心理学のテクニックの紹介です。

あるテーマについて誰もアイデアを発言しない時に、すぐに思いつく限りで最低のアイデアを発言すると、皆がアイデアを発言し始める、というテクニックです。
昼食を決める時に「マクドナルドに行きたい」と言うと他のメンバーがより良いアイデアを発言し始める、という話が「マクドナルド理論」の由来です。
(マクドナルドが本当に最低のアイデアなのかどうかは置いておいて)

なぜこれでアイデアを発言するようになるのかは定かではありませんが、以下のような理由があると思っています。

  • 最低のアイデアで決まってしまうのを避けたい、という動機が生まれる
  • (取るに足らないかもしれない)自分のアイデアを発言しても良い、という安心感が生まれる

なお、ブレーンストーミングのようにメンバー全員でアイデアの数を稼ぐ必要があるような場面でなければ、あえて最低のアイデアを発言することに拘る必要はないと思っています。
とにかくアイデアを発言すれば、そのアイデアが許容できるものであればすんなり通りますし、最低のアイデアであればマクドナルド理論で対案を発言してくれます。
日々の業務で生産性を上げたいのであれば、アイデアの良し悪しに関わらずとりあえず口火を切って、お互いに悩む時間を減らすことが大事だと考えています。


いかがでしたでしょうか。

今回は、私も使うことがある心理学のテクニックの紹介でした。
心理学のテクニックの中には仕事で使えるものも少なくないので、また紹介したいと思います!

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