JavaのwalkFileTreeメソッドの使い方と実践例

java

walkFileTreeメソッドとは、ディレクトリ構造を再帰的に走査するメソッドです。
Java7で追加されたFilesクラスが提供するメソッドの一つであり、比較的新しいメソッドです。
(このメソッドの提供により、ディレクトリ構造については自力でCompositeパターンを組む必要がなくなりました)

walkFileTreeメソッドの引数は2つあり、1つ目は起点となるパス、2つ目はFileVisitorインターフェースです。
FileVisitorインターフェースにはディレクトリ構造を走査した際の処理が定義されており、FileVisitorインターフェースを利用者が実装することでディレクトリ走査時の具体的な処理内容を記述可能になります。

以下、サンプルコードです。
詳しい使い方はWebを調べると出てきますので、必要に応じて調べてみると良いでしょう。

【サンプルコード】

・FileVisitorTest.java

・WalkFileTreeTestMain.java

【テスト用ディレクトリ構造】

【実行結果】


いかがでしたでしょうか?

Java7がリリースされてからもう10年近く経ちますが、Javaを昔に勉強した人だとJava7(やJava8)の知識が抜けていることが意外と少なくないと思います。
しかし、Java7では、今回紹介したwalkFileTreeメソッドのように便利なFilesクラスが提供されています。
勉強し直すのは面倒かもしれませんが、新機能を使うことによりコードを簡潔に、かつ安全にすることができるので、勉強する価値はあると思います。

これからも、JavaやC#等で提供されている便利な文法を紹介していきたいと思います!

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