java:ソートキーが複数存在する場合、一時的なフォーマット変更ではなく独自Comparatorで対応するべき

複数のソートキーが存在するオブジェクトの配列について、固定長のフォーマットに直すことでソートキーを1つにできます。
しかし、フォーマットを直して1つのキーでソートできるようにするよりも、独自Comparatorを定義して複数のキーでソートした方が高速なので、そのようなケースでは独自Comparatorを定義して対応するべきです。

単純にフォーマット変更でコストがかかるだけでなく、ソート処理自体も複数のキーでソートした方が高速です。
複数のキーを1つのキーにまとめてソートする場合は必ずキー全体を見る必要がありますが、複数のキーでソートする場合はキーの一部を見るだけでソートできる場合があるので、複数のキーでソートした方が高速になるのだと思います。

以下、テスト結果です。

【ソースコード】

・SortTest.java

・SortTestRecord.java

・SortTestComparator.java

【結果(1回目)】

【結果(2回目)】

【結果(3回目)】

【結果まとめ】


いかがでしたでしょうか。

昔に固定長フォーマットに直してまとめてソートするという手法を実務で見かけたので試してみましたが、この手法はやめた方が良さそうなことがわかりました。
ソート処理自体も複数のキーでソートした方が高速だというのは意外でした。

カテゴリーjava

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