基本情報処理技術者試験のpythonのサンプル問題を解いてみた

2019年10月28日にIPAから基本情報処理技術者試験のpythonのサンプル問題が公表されたので、解いてみました。
既に基本情報技術者試験.comから解説も出ています。

【2019年10月28日公開】基本情報技術者試験 Pythonサンプル問題|基本情報技術者試験.com

解いてみた感想を一言で言うと、
「pythonに詳しくなくても、頑張ってトレースすれば解ける」
と思いました。
シラバスの内容を照らし合わせて考えてみても、pythonの細かい文法知識を問われているというよりは、pythonを使って各種ライブラリを使いこなせるかどうかを問われていると思って良いでしょう。

サンプル問題を全問正解するには、以下に示す前提知識が必要になります。
高校の文系数学の知識はないと厳しいですが、pythonの知識はそこまで深く問われているわけではありません。
疑似言語を解けるだけの技量があれば、pythonの知識不足で点を落とす可能性があるのは9問中1問(設問2のc)だけだと思います。
言語選択の問題で、自分が得意な言語の問題がたまたま苦手な問題であった場合、試しにpythonの問題を見てみても良いのでは、と思いました。

【数学の知識】

・0度の場合はx軸を右側に進む

・一回転は360度である

・三角比の知識

【pythonの知識】

・文字列のスライシング

例えば、x[2:5]とすれば3文字目から5文字目を取得できる。
始点と終点は省略できる。
(人によっては、知らなくても選択肢から察しがつくかもしれない)

・stackの使い方

(ただし、設問中のロジックを見れば、知らなくても十分に察しがつく)


ちょっと今回は普段とは毛色の違う記事を書いてみました。

基本情報処理技術者試験は既に合格済みなのですが、合格した後も試験内容の変更には敏感であった方が良いのではないかと思っています。
いつの間にか新人でも知ってるようなことを知らない技術者になってしまったら悲しいですからね。

では、また次回!

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